大阪の高級百貨店から依頼が来て特注で作るレベルの製品で、全国の料亭などで「今までにない香りがある」と評価を受け、これまで多くのプロに使われてきました。本物のとろろ昆布と言われるものはたいへん希少。ぜひ一度食べていただきたい一品です。
お好みで食べ比べてみてください
●上おぼろ昆布 ほどよい酸味があり、特にうどんに合うと言われています。市販のおぼろ昆布は溶けるような食感ですが、それとは全くの別物。しっかりと昆布の食感があります。昆布を削る際の表面に近い色の濃い部分と、芯の白っぽい部分の両方が入っており、2種類の風味が楽しめます。
●太白おぼろ昆布 昆布の表面を削ると出てくる芯の部分だけを使用しているので昆布の味が強く、白いきれいな色が特徴。お吸い物に入れたり、お刺身に巻いて食べたりもされます。
●手削りとろろ昆布 昆布の風味が非常に豊かなとろろ昆布。やわらかくふわっと口の中で溶けつつ、昆布の風味が広がります。汁もの料理に入れるとスープをよく吸い、また違った味わいが楽しめます。最高級昆布「真昆布」を使用 使用されている昆布は、最高級昆布の3大銘柄の一つである北海道の「真昆布」。
昆布本来の味が全然違ってくるんだそうです。製造工程では余計な添加物は一切入れず、昆布の風味を最大限活かしています。歴史と伝統に裏打ちされた技術を伝承 創業は江戸時代。大阪の住吉大社に奉納する昆布として選ばれていたほどの技術と伝統があります。
1 枚1 枚違う昆布を、素材の状態を見ながら薄く丁寧に削っていきます。品質の高いおぼろ昆布を削るには、職人の高い技術が不可欠なんです。現在では高い技術を維持し伝承していけるよう、会社内で技術の教育に尽力。レベルの高い職人さんが複数人社内にいるという新しい形態をとることでそれを可能にしています。
小学校やさまざまなイベントで 日本の豊かな食文化を伝え続けています 泉利昆布海産の代表取締役である泉谷さんは、昆布やおだしのプロ。高知県内多くの小学校をまわって食育の授業をしてきました。そこでは子どもたちに、昆布のおだしの話を中心に日本食文化の豊かさを伝えています。
化学調味料も、昔ながらの食文化も、上手に使う暮らしを 無添加で昔ながらのだし文化を実践してきた泉谷さんですが、「化学調味料のことをあまり悪いとは思わないんです。」と言います。「忙しいときには化学調味料も上手に使って、でも大切な日や休日には家族で本当においしいものを食べる、そんな暮らしを楽しんでほしい。」という想いがあるそうです。
忙しい毎日の中では、常に丁寧な暮らしばかりを考えていけるわけではありません。しかし、昔ながらの食文化やその豊かさは忘れてしまいたくない・・・。昆布を通して、食文化の奥深さを少しでも楽しんでもらえたらと思います。