清家農園の文旦がおいしい理由は、安定した糖度の高さにあります 先代から受け継いだ「野囲い作り」 野囲いした枠いっぱいに収穫した文旦を移し入れます 清家農園では、今ではほとんど見かけなくなった昔ながらの「野囲い作り」にこだわっています。
この追熟方法をとることで、糖度を高めて酸味を調整しています。「野囲い作り」と「乳酸菌生産エキス栽培」 清家農園ではひと手間かかる追熟方法を行っています。それは、先代から続く「野囲い作り」と、現農園主の考案で取り入れた「乳酸菌生産エキス栽培」です。
まず、文旦畑の樹と樹の間に板と杭で囲いを作ります。そして、秋に刈り入れた藁を敷き詰めます。その後、収穫した文旦を枠いっぱいに移し入れます。この時、木枠から土、藁に至るまで全てに乳酸菌生産エキスをたっぷり散布し、文旦にもこまめに吹きかけます。
その上から、有穴シートや藁をかぶせ、ひと月の間ゆっくり追熟させます。藁で囲むことにより害虫や冷害から文旦を守り、春から何度も乳酸菌生産エキスを吹きかけることで、甘味と酸味のバランスを保ったおいしい文旦が、毎年安定して育ちます。
「野囲い作り」には手間も労力もかかるため、今ではこの追熟方法をとる農家さんは少なくなりました。それでも、清家農園では先代がこだわったこの手法を受け継ぎ守っています。それは、よりおいしい文旦を毎年安定して皆さんにお届けするためです。
この手法による追熟を終えた文旦の糖度は、 なんと18度を越えるものもあるそうです。乳酸菌生産エキス栽培 乳酸菌生産エキスを使用することで土や樹から強くなる 乳酸菌生産エキス栽培を行うようになってから10年以上が経ち、より一層おいしさが増してきたと清家さんは言います。
乳酸菌生産エキスの特徴は、活性酸素を取り除く抗酸化作用が強いところにあります。この乳酸菌生産エキスを畑や樹にたっぷりと散布することにより、土壌が改善され、樹の活力がアップし、根の栄養吸収力も高まります。また、樹や土だけでなく果実にもしっかりと乳酸菌生産エキスを吹きかけることで、昔から「野囲い」ならではの悩みであった追熟中の腐敗が少なくなり、安心安全な文旦を安定して作れるようになりました。
乳酸菌エキス栽培にはこのような効果があります
- 糖度の高い文旦が育つ
- 土壌がホカホカと豊かになる
- 追熟中の腐敗が少ない
- 農薬の量が少なくてすむので安心安全 「日々勉強」と「安心」を大切に 清家則雄さん 2代目農園主の清家則雄(せいけのりお)さんはご両親から文旦農園を引き継ぐまで、トレーニング機械の設計士をされていました。
設計士時代に培ったノウハウを文旦栽培にも生かし、様々な角度から情報を集めてファイリング。試行錯誤を繰り返すことで、より一層おいしい文旦を安定して育てることに成功しました。それでもまだまだチャレンジを続ける清家さん。現在は、ビール酵母を活用できないか?と日々勉強をされているそうです。
文旦農家になると決めたとき、ご両親から「安心」が一番大切だと教わったそうです。このご両親の思いが、「乳酸菌生産エキス栽培」につながりました。手間も経費も余計にかかってしまうけれど、乳酸菌生産エキスを使うことで、農薬を可能な限り減らすことができ、その結果、皮までおいしく食べていただけます。
ぜひ、ジャムや砂糖漬けにしてお召し上がりください。実は営業部長を務める愛犬のハクも文旦が大好物!薄皮ごと食べちゃいます! これも、安心安全な文旦だからこその楽しみ方です。愛情を込めて育てた文旦を全国の皆さんに食べてもらいたい! 愛犬:営業部長のハク(白)とクロ(黒)妻の恵美子さん 清家美恵子さんより 家の前が遍路道になっているので、道行くお遍路さんに声を掛け、文旦で「お接待」をさせていただくことがあります。
中には、後日ご連絡をくださる方や、以後毎年ご注文をくださる方もいらっしゃり、こうしたご縁や皆さまの笑顔にいつもパワーをいただいています。「野囲い作り」や「乳酸菌生産エキス栽培」は、手間も多く、草刈りや防除作業に使うホースを山まで持って上がるなど、力作業も大変です。
しかし、それ以上にやりがいがあります。「おいしい!」の声や毎年楽しみに待ってくださっている皆さんの笑顔を励みに、ひとつひとつ愛情を込めて大切に育てています。私たちの想いが文旦から伝わればうれしいです。瞳をうるませ、想いを込めてお話しいただいた清家農園さんの野囲い作り文旦をぜひお召し上がりください!