森下さんが追究してきたのは、文旦の「食味」。皮が薄く、舌触りがいいと評判です。さらに、重要なのは「酸味のバランス」。収穫後に行う「追熟」の管理を徹底することで、文旦特有の酸味を適度に残し、上品な甘さを実現します。森下さんの願いは、「文旦のおいしさをたくさんの人に知ってもらうこと」。
今回の返礼品では、シミや変形がある文旦を「家庭用」としてお得に、2月〜3月ごろお届けします。「文旦のおいしさを知ってほしい」 「文旦のおいしさを知ってほしい」。森下農園の森下憲一さんはそんな思いで、文旦をつくり続けてきました。
高知県宿毛市の豊かな土地で育てられる文旦は、皮が薄く、食味がいいと好評です。「どこへでも、どんな人にでも届けたい。」森下さんはそう話します。文旦は、1〜2月ごろに旬を迎える柑橘。大きく、丸々とした果実。鮮やかな黄色。溢れ出る爽やかな香り。
そして、上品な味が特徴です。甘皮をむいて食べます 特徴的なのが分厚い果皮。十文字に切り込みを入れた後、4等分し、それぞれの袋ごとにばらします。ここまでくると、あとは手で実を取り出していくだけ。みかんと比べれば手間はかかりますが、酸味と甘味、そして、ほのかな苦味を伴う上品な味は、ほかの果実では味わえないおいしさです。
分厚い皮は切り込みを入れ、引きはがします 「家庭用」をお得にお届け 今回お届けするのは、森下農園が、一つ一つ丁寧に育てた文旦。シミや変形が多少はあるものを、お得な「家庭用」としてお届けします。家庭用の文旦。見た目に傷はあるけれど、味は変わりません それぞれの農家に特徴がある中で、森下さんがこだわってきたのが「食味」です。
「文旦特有の酸味を残すことで、甘味を際立たせる。このバランスがおいしい文旦の秘訣」と森下さんは話します。今回、森下農園のおいしさの秘密を教えてもらうことができました。文旦は、収穫後すぐには食べません。一定期間置く「追熟」によって、おいしさが引出される果実です。
森下農園さんでは、ただ置いて追熟させるのではなく、文旦を入れたカゴをフィルムでぐるぐる巻きにし、小さな「ハウス」の中のような状態をつくります。この一手間によって、甘味、酸味のバランスを整えることができるのです。果樹農家のひしめき合う宇須々木(うすすき)地区 2018年7月、宿毛市を豪雨が襲いました。
多くの農家さんが被害を受ける中、森下農園も大打撃を受けました。「崩れた畑は復旧できるのか」「これまでと同じ品質で育てられるのか」。そんな心配が何度も頭をよぎりましたが、無事、被害前と変わりない味だったそうです。去年と違ったのは、いつも文旦を楽しみにしてくれている方々からの声でした。
「今年もおいしかったよ」「また食べれて嬉しい」。そんな声に、活力をもらえたそうです。森下さんは言います。「文旦は、おいしい。でも、このおいしさを知らない人がまだ多い。いつも食べてくれる人に加えて、まだ食べたことがない人たちにも、宿毛の文旦を食べてもらいたいです」