きびなごは四国西部や九州でよく食べられる、非常に旨みのある魚です。体長は5~10センチほど。宿毛ではほぼ通年食べることができ、家庭料理にも宴会料理、お正月のおせち料理にも欠かせません。きびなごの煮干し きびなご加工品を詰め合わせた「きびなごづくし」 今回は、そんなきびなごが日々水揚げされる漁師町で、半世紀以上にわたって海産物加工を手がけてきた中野海産から、6種8袋の詰合セット「きびなごづくし」をお届けします。
社長の中野昌人さんにお話を聞きました。祖父が韓国にわたって海産物加工を学び、生まれ育った宿毛で創業したそうです。「宿毛は漁場と近いため、きびなごが鮮度抜群なまま入る。傷みやすい魚なので加工は難しいですが、それぞれのおいしさを生かした加工品をつくっています」と話します。
そんな中野さんに、6種類のきびなご加工品を食べ方と合わせて紹介してもらいました。中野昌人さん。家業を継ぐのに迷いはなかったという 王道のきびなご煮干し 1種目はきびなご煮干し。だし用はもちろん、そのままおつまみとしても召し上がれます。
だし汁は冷まして冷蔵庫に入れれば、4~5日間保存できます。
【だしの取り方】 1. 鍋に水を入れ、煮干しを入れてしばらく置く 2. 中火で10分ほど煮出す。沸騰したら弱火にする 3. 火を止め、煮干しを取り出して、完成 甘辛く煮立てて「田づくり」に 続いては、田づくり用きびなご。
宿毛ではおせち料理に欠かせない一品。こちらは加熱調理用に生のまま干したきびなごです。
【きび田づくり調理例】 材料:田づくり用きびなご30g、調味料(しょうゆ、酒、みりん、砂糖)各大さじ1杯 1. きびなごをフライパンで10分程度乾煎りする 2. 1.を皿に移す 3. 調味料をフライパンで煮立てる。
量が半分程度になり、とろみがつけばOK 4. 2.をフライパンに戻し、素早く絡めて完成。お好みで煎りゴマを振ってください そのまま食べられる「小きび」 そのままでも食べておいしい「小きび」。カルシウム豊富でお子様のおやつにもぴったり。
大根おろしにポン酢、すだちを搾ってもおいしく、白いご飯といっしょに食べたり、卵焼きやおひたしに添えたりと、幅広く使えます。軽くあぶっておいしいみりん干 「きびみりん干」は、そのままでも頭からしっぽまで丸ごと食べることができます。
軽くあぶって食べるのもおすすすめ。忙しい時のプラス一品にも、晩酌のお供にも、様々な場面でお使いいただけます。フライパンであぶる時は、クッキングシートを敷くと簡単です。おやつに、おつまみに「焼きけんぴ」 「きびなご焼きけんぴ」は甘辛く味付けして、二度焼きしています。
そのまま食べれて、甘くてカリッとした食感が魅力です。栄養も豊富で、お子さまのおやつに最適です。食べ始めると止まらない、 高知県名物の「芋けんぴ」に負けないほどのおいしさです。ふりかけておいしい「きび削り」 きびなごの煮干しを削り、ふりかけ用に加工しました。
白いご飯に振りかけたり、漬け物と和えたり。おにぎりの具としてもおすすめ。少量のしょうゆといっしょに使ってもおいしく召し上がれます。様々な料理のアクセントに使えるほか、だしを取ることももちろんできます。生産者、中野昌人、麻予夫妻から一言 宿毛のきびなごは鮮度抜群。
その中でも選りすぐりのものを仕入れています。特に煮干しでだしをとった「みそ汁」は、香りもうまみも一味違い、きびなごのおいしさを味わえるはずです。さまざまな料理、食べ方で、宿毛特産のきびなごを味わってみてください。