他の地方でも、マコモでお盆に使われるきゅうりやなすなどの馬は「送り馬」「かつぎ馬」をつくっていたとのことです。「かつぎ馬」の「かつぎ」という言葉は、「マコモ」の方言か、古語かともいわれています。また、アメリカの先住民ネイティブアメリカンが食糧としていた「ワイルド・ライス」が、マコモだといわれているものが、コロンブスの新大陸発見の以前から、アメリカインディアンの食糧となっていました。
形はタイ米よりも細長い形をしていて、黒っぽい色をしているのが、北アメリカ産のマコモの実になります。マコモの実の生育領域の所有を巡って、戦争になったこともあります。マコモは食用や薬用として、中国、タイ、ラオス、ベトナム、カンボジアで使用されております。
日本では主にお粥として食べられていました。また、東アジアではマコモは油とよく合うため、中華料理に利用されたりしています。
●マコモの育つ環境と自然との関わり マコモには水質浄化の働きと多くの生物の生育環境をつくってくれるといわれています。対象には、霞ヶ浦や琵琶湖を始め、ラムサール条約に指定されている伊豆沼・内沼(宮城県)があります。マコモの柔らかい芽や茎の回りは餌場、産卵場所、そして隠れ場所として様々な水棲生物に活用されています。
冬は白鳥などの水鳥が餌としてついばみにやってきます。しかし最近では、環境破壊が進んだことで、湖、沼や河川の生態系が徐々に崩れていき、河川や田んぼなどの水路はコンクリートなどで覆われてしまう環境の増加で、マコモが減少しているという現状です。
●マコモは浄化作用が優れている マコモは水を腐らせる湯垢や体から出る老廃物を、マコモの耐熱菌が分解して浄化することにより起こっているといわれています。
例えば、マコモの葉やマコモの粉は漆のつや出しや、粽(ちまき)、羊羹(ようかん)をマコモの葉で巻く、そしてマコモの根を粉末状にしてお風呂に入れると、水が腐らないなどといわれています。また、マコモはすぐれた体内浄化作用も持ち合わせているので、アトピーや切り傷などに最適だともいわれています。
●マコモに含まれる成分と性質 マコモは日本の米に比べて食物繊維、たんぱく質、ビタミンやミネラルを含んだ食材です。食物繊維は消化を促進し、腸内の善玉菌を増やすことで、腸内環境をスムーズにします。また、善玉菌が増えることにより、慢性疾患の予防、血圧や血糖値の低下、そして免疫力の強化などにも働きかけてくれます。
特に腸内の不要なものを排出する働きを持つ、食物繊維の働きが注目成分になります。マコモの効果
●腸内環境を整える 食物繊維は、第6の栄養素ともいい、野菜や果物、海藻、キノコなどに多く含まれている成分です。マコモダケには便通を促す食物繊維が含まれており、腸内環境をスムーズにして、美容の大敵である便秘の解消に役立ちます。
また、食物繊維は腸内に溜まった不要なものを排出するだけでなく、余分なコレステロールを体外へと運び出したり、糖質の吸収抑制作用など、生活習慣病の予防にも働きかけたりと、様々な生理機能を持つ優れた成分です。
●デトックス効果 マコモダケに含まれるカリウムは、人間にとって欠かせない成分のひとつです。カリウムは、多くの酵素を活性化させる働きを持っており、筋肉のエネルギー代謝や神経伝達、そして筋肉の収縮を間接的に補助する働きがあります。
また、カリウムは肝臓における老廃物の排出を促し、むくみをとる働きがあるともいわれています。利尿作用を持ち、体内の不要なものや余分な水分を排出する働きがあるため、デトックス効果が期待できます。これらの機能性のほかにも最近の研究により、マコモダケには神経細胞に働きかける作用のほか、骨粗しょう症予防効果も報告されており、マコモダケの研究が進んでいます。
こんな症状の方は是非マコモをお試しください ○腸内環境を整えたい方 ○便秘でお悩みの方 ○コレステロール値が気になる方
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