見た目や機能のひとつひとつに、こだわりが詰めこまれている。シンプルながら手づくりのあたたかみも感じさせる、美しいはさみ。
■熟練の職人技が生んだ究極の鋏(はさみ)東京の下町・墨田区で、一点一点手作業で作り続ける「石宏製作所」の究極の鋏。分厚い革も一刀両断、柔らかくくっつきやすいビニールテープもサクッとカットする驚きの切れ味を実現しました。その秘密は刃の「反り」と「ひねり」。
刃同士が上手く噛み合うには、刃に反りを入れて刃の間に隙間を作ることで、スムーズな動きと切れ味になるのです。また、微妙に刃にひねりを加えることにより、刃同士が密着していくような感触が生まれます。素材には、熱処理を施すことにより硬度・強度を高めたステンレスを採用。
切れ味、耐久性に優れ、滑らかな動きと切った際に刃同士が吸い付くような切り心地が特徴です。何十年と末永くお使いいただけます。
■鋏を作って40年「石宏製作所」について石宏製作所は、墨田の地で1970年に始まった町工場。先代から受け継いだ手法と技で、医療用、一般用のはさみを一点一点手作業で製造しています。20、30年と末永くご愛用いただけるよう、刃研ぎ、修理も受け付けています。
■技へのこだわり◆繊細な「鋏づくり」の職人技製作工程では鋏の形に造形された鍛造物の刃を削ったり叩いたりして、噛み合わせに合う曲げや反りを加え、熱処理して硬度と粘りを生み出す。
それを研磨して2つの刃を合わせて完成します。鋏は、刃で切るのではなく、噛み合わせで切れるもの。この一番重要な噛み合わせをつくる加工が最も職人技を要する作業。手の感触を頼りに、微妙な曲がり具合や反り具合を削ったり叩いたりして大事に加工していきます。
◆医療用鋏のノウハウ医療用の鋏は、切れ味はもちろん、減菌処理に耐える強度となめらかな動きが要求されます。石宏製作所は、創業から40年以上の医療用鋏の製造で培ったノウハウを滑らかな動きと、切った際に刃同士が吸い付いていくような切り心地を実現しました。
■伝統工芸職人の紹介 石田 明雄墨田区の認証事業「すみだモダン」に2011「はさみ」2013「無垢鋏」が認証されました。
2012東京スカイツリーオープニングテープカット時には、私が製作した「裁ち鋏」が使用されました。また、フランスのセレクトショップ「メルシー」より注文が入った際には、家族で大喜び致しました。これからも、「石宏製作所のはさみ」のファンを広げていきたいです。