現在では繊維業界以外でもシルクの機能性が着目され、石鹸や美容液等のコスメ業界へも幅広く商品化されています。絹の市場における純国産絹製品の割合は年々減少の一途を辿り、0.1%を下回る厳しい状況となっています。日本の絹産業を、細々とでも生かせる道はないものか。
養蚕農家の高齢化や絹製品需要の減少という厳しい現状の中で、“繊維の女王”であるシルクは、優れた機能性と人体への親和性、また環境にも優しい素材であり、日々の生活にもっとシルクを取り入れ、身近に感じてもらえるには…との観点から本製品を開発いたしました。
【一般社団法人富岡シルク推進機構】 歴史と、技術と、品質と。受け継いだ誇りを未来に届ける 2014年(平成26)6月、『富岡製糸場と絹産業遺産群』が世界文化遺産に登録されました。かつて日本の産業の最先端であった日本のシルクは、現在では市場の僅か1%以下という厳しい現状に追い込まれています。
“富岡の地で繭が生産されなくなってしまったら、本当の意味での世界遺産とは言えないのではないか。” との大きな課題を踏まえ、富岡地域の養蚕業を次世代に継承していくことを目的に、2008年(平成20)5月に「富岡シルクブランド協議会」が設立されました。
協議会は2007年度より国が新たに導入した蚕糸・絹業提携支援事業を活用しながら、川上の養蚕農家から製糸業者、川下の絹加工業者、販売業者に至るまで、蚕糸・絹業に携わる関係者が、高品質な繭生産から流通・小売りまでの連携を強化した純国産シルク製品の開発・販売に取り組んできました。
2021年7月1日、協議会の全事業を引き継ぎ、世界遺産富岡製糸場のある富岡地域の養蚕業を守り、継承していくことを目的に、一般社団法人富岡シルク推進機構(以下「当機構」という。)は設立されました。現在も日本一の養蚕産地・富岡市として『富岡シルク』ブランドの普及・推進に努めています。