就職・専門学校進学コースの生徒たちが、「家庭科」や「商業科」で学んだ、 おもてなしのマナー(お客様の誘導の仕方や、お茶の煎れ方・出し方など)を披露するだけではなく、 一緒にお召し上がりいただくお菓子の開発にも、授業の一環として取り組んでいます。
「石炭マドレーヌ」は、平成29年度の卒業証書授与式のために開発したものです。授業内で何度も試作と改良を繰り返し、美味しく完成させることができました。私たちは、このとっても美味しくできあがったマドレーヌを 「夕張のお土産品の仲間に入れてもらえないだろうか」と思い、商品化を目指して、 市内の「お菓子のふじ」さんに協力をお願いしました。
ふじさんは、さらに真っ黒に石炭らしくなるようにと、ブラックココアを加え、 私たちのレシピを改良してくださいました。より夕張らしさを!と授業中に話し合い、ローストしたメロンの種をトッピングして欲しいと依頼して、 失敗したこともいい思い出です。
(種が予想以上に硬く、おいしくなかったのです。) そんな失敗を糧に、飽きがこないようにとオレンジリキュールも加わって、さらに美味しくなりました。商品ラベルやPOPも、「情報処理」の授業で作成しました。「総合実践」の授業では、 東京での観光物産展や夕張市内黄色いハンカチ広場HAMAMATSUカフェでの販売実習を体験しました。
自分たちが考案した商品を、自分たちで販売する。お客さんの生の声を聞きながら販売できること、 喜ぶ顔が直接見られること。接客業務のやりがいや働く喜びも学びました。当時開発に関わった生徒のコメント
- 新しい特産品を開発したいという思いで取り組みました。
- 自分たちの取り組みが夕張市の新しい特産品の開発につながって非常にうれしいです。
- 感謝の気持ちを伝えることができて、地域のためになるものができるといいなという思いで、 地域の方と一緒に楽しく取り組んでいました。
- 全国の皆さんの評価が気になり不安だが、喜んでいただけるとうれしいです。
【ブラックココアと、オレンジリキュールの香り引き立つマドレーヌ】 石炭を模した黒いマドレーヌに、さらに真っ黒に石炭らしくなるようブラックココアを加えたほか、 飽きがこないようにオレンジリキュールも加わり、ますます美味しい仕上がりとなっています。
【直径約8cm!可愛いサイズ感!】 直径約8cm、可愛いサイズのマドレーヌで、手軽におやつ間隔で食べられるマドレーヌ! 10個入りのセットなので、大満足のセットです! ちょっとしたおやつに。
【お菓子のふじのご紹介】 1947年(昭和22年)にアイスキャンディー工場として始まり、現在は和菓子、焼き菓子、洋菓子といった、 様々なお菓子販売する『お菓子のふじ』。
返礼品として採用している商品だけでなく、ソフトクリームや全国に存在するというたぬきケーキなどが 市民に愛されています。また、地域のお菓子屋さんとして、高校生に授業を行ったり、ともに商品開発を行うなど、 幅広い活動をされています。
【三代目店主の前田さん】 前田さんは、東京からUターンをして実家のお店に戻ってきました。東京でのパティシエ経験を活かして、バリエーション豊かな商品展開を行っています。「お客様との距離が近いので、一人一人とお話ししながら接客できるのがうれしい」 とおっしゃっていました。